百花園の施工実績
2023.09.22
県道50号 唐津北波多線の道路改良工事を行いました。
歩道を含むバイパス整備により、交通の円滑化や通学者の安全確保を目的とした、県道50号唐津北波多線の道路改良工事です。
当社の受持ちは、120mに及ぶ仮設防護柵の短縮と盛土を主とするものでした。
着工前(切土工区)
完成(切土工区)
ここから盛土材料として使用する土を切り出し、盛土工区へ運搬します。
切土工区が完了後、仮設防護柵を撤去→舗装復旧を行い、道路規制区間の短縮を行いました。
着工前(切土工区)
完成(切土工区)
パット見はよく分からないかもしれませんが、ちゃんと盛土してますよ(笑)
次に、施工風景です。
現地の土が盛土材料に適しているか試験を行い、含水比が高いことが判明しました。
切土工区は、巨石ソーンがあり、巨石破砕に苦労しました。石は固いんで割れないんですよ。
この石と石の間に多くの地下水を含んでいたので含水比が高く出たのでしょうかねぇ。。。。。。
無対策だとこのようにダンプが走行不可能な状態となるので、セメント系改良材で頻繁に車両の出入りする場所を改良する他、
自然乾燥による土の含水比調整を行いながら盛土作業を進めていきました。
過積載の抜打ち検査もあり、「よく管理できている」と褒められました。
不足分の土は、別の場所から運搬するのですが、ここも含水比が高くそのままでは、盛土材料として使用できないので、
一度広く薄く敷均し、自然乾燥にて含水比調整を行った後に、盛土工区へ運搬しました。
機械転圧状況です。
盛土の締め固まり具合いの試験様子です。
結果も非常に良好な試験値が出たので工夫をした甲斐がありました。
次に、仮設防護柵の撤去復旧作業です。
真横を一般車両が通行しながらの作業なので、車両が通行しない合間を見ての作業となりました。
下の写真は、舗装復旧における各種試験状況です。
各作業毎並びに工程毎に、いろんな試験を行い品質を確認しながら作業をおこなっているんですよ。
下地路盤材の締固まり具合の試験
As合材の温度管理状況です。
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最後に、道路工事ということで、毎月ゴミ清掃を行いました。
毎月ゴミ拾いしてもゴミが無くならないことにビックリしました。
日本人のモラルも低下しているのでしょうかね?
良かれと思って捨てている人が多いと思いますが
それを誰かが拾わないといけない。
自分が購入した物なのでゴミだと思っても自分の家や
ちゃんとしたゴミ箱に捨てるよにしましょう ^^)
ゴミのポイ捨てはしてはダメですよ!
当社の受持ち箇所は終わりましたが、まだまだ、県道50号 唐津北波多線道路改事業は継続して行われます。
今後も皆様のお力添えのほど、よろしくお願いいたします。