百花園の施工実績
2024.08.08
県道50号 唐津北波多線一部未施工箇所に新しく歩道を作りました。
以前は、一部の未施工区間で、歩道が無く近隣住民の方は、健康ウォーキングや犬の散歩にも不便な状態でした。
本工事において、歩道の整備に加え、農道整備を行うことで、より安全に利用できるようになりました。
歩道新設工区
Before
After
以前は、この区間のみ、防草対策も未施工であったため、コンクリートにより防草対策を行い、
これからは、真横から生い茂る雑草も軽減し、気持ちよく通行できるようになりました。
防草対策工区
Before
After
昨年(2023年)の大雨により崩れた崩土の取除きと、その予防として排水対策を行いました。
防草対策工区
Before
After
これは、ブロック積の施工状況です。
工事現場の真横を多くの車が行き交うため、バックホウオペレータは、車道側での旋回禁止や車道に
コンクリート片や掘削土が飛散しないよう、注意しながらの作業は、地味に骨が折れる作業です。(笑)
どこも変わらないのでしょうが、人手不足。特に、職人さんの不足により、これまでの工法である型枠を建込み、
コンクリートを流し込むことで形作ってきた、施工方法を見直し、積極的に2次製品を利用することで、慢性的な人出不足の解消と工期短縮を行うことが出来ました。
いいことばかり書いてますが、その陰では、インフレよにる価格高騰で、手出し持出が結構あるんですよ!
【 中型ブロック2次製品 】
こちらも、上記同様に、職人さん不足の影響で、従来工法の六角ブロック積を見直し、
中型ブロック積を利用することで、慢性的な人出不足の解消と工期短縮を行うことが出来ました。
積むことを繰り返すこと14回。。。やっと、完成することができました。
ここで、ちょっとした小話!!!の巻
皆さんも身近でよく見かける、このブロック(写真:左)
実は、日本全国探しても佐賀県でしか見られないって知ってましたか?
興味があるかたは、旅行とかで他県に行かれた際は、観察してみてください。
きっと、長方形型のブロック積しかないはずですよ。
もし、他県で、この六角ブロックを見かけたら、佐賀県産だと自慢してください。
【 災害対策の施工状況 】
これは、用水路まで崩れていた土砂を取り除き、現状復旧を行いました。
たんぼの利用が出来ないなど、現場制約が多く、バックホウを工夫することで対応しました。
掘削作業中は、上下のバックホウ同士が頻繁に旋回掘削を行う風景は、ちょっとした、バックホウのケンカみたいでしたよ。(笑)
掘削後、地下水が確認できたため、単粒度砕石により地下水の排水ができるよう対策を行っております。
【 施工以外の活動 】
契約から引き渡しまでの間、いろいろな立会を行い、工事の妥当性を確認しております。
また、地元調整を頻繁に行い、地元が利用しやすい工夫を行ってきました。もちろん、100%要望とおりとはなっていませんが、
当社が出来る範囲でできる限りのことは行っております。
【 自社検査等状況 】
品質確保の為、自社で確認検査を行い、品質の妥当性確認を行っております。
最後に、地元の皆様には、車道の交通規制や騒音等、ご迷惑をおかけしておりましたが、
工事期間中は、何かとご心配やお気遣いをして頂き、ありがとうございました。
写真は、地元の方より頂いた、竹の子や差し入れジュースです。
また、完成後の、「きれいになったね~」とか「たんぼを宅地にしようかなぁ~」(笑 冗談)とか、
お声がけいただきました。
皆様には、感謝しています。ありがとうございました。