百花園の施工実績

2026.02.06

肥前呼子線の道路の基礎となる部分の工事をしました。

肥前呼子線の道路の基礎となる部分の工事をしました。

この工事は、右上に小さく見える橋脚間に橋桁を掛ける前段階の下地作りとなる盛土工事を行いました。

簡単に説明をすると、ほかの場所から土を持ってきて最大3m程度の盛土を行い、次期工事のための作業ヤードを作りました。

着工前 (盛土工区)

完了 (盛土工区)

着工前 (切工区)

完了 (切工区)

切土工区合わせると6カ所から、せっせと土を運んで、転圧して盛土をしました。

本工事は、当社で初めてICT技術を取入れ、ドローンやレーザー測量を行い、3次元データを少し活用して工事を行いました。

AI によるICT概要説明は以下のとおりです
 ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)は、IT(情報技術)に「通信」の要素を加えた、コンピュータやインターネットなどを用いて「情報・知識を共有・伝達する技術」の総称です。人と人、人とモノの通信に焦点を当てており、業務効率化や教育現場のデジタル化、DX(デジタルトランスフォーメーション)を支える基盤技術として広く活用されています。
 パンデミック以降、社会のデジタル化を支える基盤技術として、その需要は世界的に高まっており、現場での測量をUAV(ドローン)やデジタルカメラによる写真測量等により、短時間で高密度な三次元測量が可能となり、そのデータに基づいた施工量をコンピューターが自動算出。そのデータを打ち込んだ建設機械・重機を自動制御することでデータの算出から施工までの時間を大幅に削減する技術です。

なんと、あの世界遺産でも有名なエジプトのギザ三大ピラミッドを含めその周辺遺跡群一帯を

無人航空機ドローンや3Dスキャン技術を活用した調査や3Dデータ制作などにも採用されている、

最先端技術なんです。当社では、今回、三次元測量データの活用のみで、建設機械の制御までは

取入れておりませんが、また、機会があれば機会の制御まで行いたいと思っています。

【ICT技術の導入状況】

雲の中にドローンが点で見えます

ちょっと大きめのドローン

ドローンによる測量状況です。30~50m上空より3次元撮影測量を行っております。この他にもレーザースキャナーで詳細な地形測量も同時に行いました。下の写真が測量結果になります。

切土工区の測量結果 3次元データ 【正面】

切土工区の測量結果 3次元データ 【側面】

下記、画像の赤線部分を削り取り車が通行できるように整形します。

今回は、削り取りだけでしたので、まだ、車の通行はできません。

盛土工区の測量結果 3次元データ 【正面】

白線は計画図面になります。計画図面上に3次元データを重ねています。

盛土工区の測量結果 3次元データ 【側面】

盛土工区の測量結果 3次元データ 【盛土正面】

下記、画像の赤線部分を最大3mほど盛土を行いました。

ここからは、作業状況になります。

【切土工区】

掘削状況

掘削状況

途中で2m級の巨石が出てきました!!

掘削完了

【盛土工区】

これは、盛土用土の運搬です。

この場所以外にも5か所、運搬をしました。

積込状況

搬入状況

運搬土を30㎝毎に転圧を行います

紅白それぞれ30㎝目安の丁張です

路体完了

路床完了

綺麗に法面の整形を行います

法面保護をして完了です

【現場対応】

近くの農家さんより稲の生育が悪いとご相談を受け、沢や田んぼの調査を行ってみました。

沢水と土の採取です

比較検討の為、数箇所採取しました

土壌中の水素イオン濃度【PH】と電気伝導度【EC】を調査してみました。PHは、皆さんご存じかと思いますが、電気伝導度は、肥料塩類(硝酸態チッソ・塩素・カリ・苦土など)の土中に溶け込んでいる多さを測っています。

PH測定

EC測定

土壌調査の結果、自然界では在り得ない値で…。。。これ以上は、大人の事情で。。。ってな訳で、

訳ありたんぼの客土を総入れ替えすることになりました。

念には念を入れ、単なる土の入れ替えではなく、土壌基盤から作り直しました。

土壌置換前です

表土剥ぎ取り完了

基盤土完了

別の田んぼの土を入れました

また、地元からのお願いで、現場から数キロ離れた場所に土砂詰まりの、ご相談がありました。

下記の写真は、集水桝の詰まり解消だけでなく、途中詰まる原因箇所の改善も行いました。

土砂が堆積した集水桝

土砂撤去後

最後に、盛土という工事の為、下地作りではありましたが、仕上げよりも重要な工程の一つだと思います。

地道な作業を積み重ね、時には、天候と格闘しながら、地元や隣接工事と調整を行い、発注者より高評価を頂きました。今後、橋桁が完成し道路が出来て開通した際には、思い出の場所となりそうです😊